90年代バブル期、テレビ番組を初め舞台や映像作品は、作っては捨て作っては捨てと美術セットの大量生産廃棄が常識でした。私は携わっていく中とても勿体ない気持ちになり、環境にもよろしくないのでは?と感じる様になりました。
その後1998年に独立し、まだ業界ではバブルの余韻が残る中私は、美術セットのリサイクルに力を入れて各作品に臨みました。
当時は、使い回しは貧乏くさいと言われ笑れました。
しかし、大いにメリットは有りました。
環境は勿論、作業工程の短縮や、製作経費の削減、予算以上の美術セットの仕上がりがり、お仕事を頂いています各所皆様、そして作品をご覧いただいていますお客様にも大変ご好評頂きました。
そして時間は過ぎて30年後の現在は、勿体ない貴重な資源は大切に感謝して使う、廃棄物を減らす等社会に浸透して行っている事を、とても嬉しく思い感じています。
舞台美術家・映像美術デザイナー
【屋号正式名称】
FUKUDA ART THEATER & TELEVISION STUDIO 1998
福田暢秀専用美術セット製作工場、美術倉庫 延床面積100坪所有。
2011年第19回読売演劇大賞、スタッフ優秀賞受賞。他受賞歴有。
1992年高校在籍中からアルバイトで、ちとせ舞台美術(現チトセアート)にて「笑っていいとも!、ライオンのごきげんよう、夢がMORIMORI」等のフジテレビ大道具スタッフを担当。他に「王様のレストラン、僕らに愛を!、世にも奇妙な物語」等の美術セットエイジングや美術セット製作を経て1995年迄在籍。その後、別会社に移籍し1995年末から、民放各キー局で大道具スタッフを担当し、1999年迄在籍。
1998年 F.A.T STUDIO立ち上げ。舞台、テレビ、映像作品の美術デザインから製作や装飾を、全て一人で手掛ける。
劇団 THE SHAMPOOHAT に所属し、舞台美術家以外にも役者として舞台やドラマ、映画にも出演している。
屋号は車移動ばかりで、太り始めたお腹が出て来た時と重なり、FATと掛け合わせ屋号に通称ファットスタジオ。
その他近年は、愛犬との君と共に一般参加で「天才!志村どうぶつ園」「どうぶつピース!!」他多数出演歴も。更に「探偵!ナイトスクープ」には一般依頼者で、福田が小道具として所有していた製造終了している貴重な使用可能な放送局用マイク、SANKEN MS-7Cを番組に譲る回に出演しました。